| 所在地 | 福井市 |
|---|---|
| 用途 | 住宅 兼 事務所 |
| 構造設計 | 中野建築構造設計 |
| 施工 | (株)深谷 |
| 構造・工法 | RC壁式+木造(外壁耐火構造) |
| 階数 | 3階 |
| 延床面積 | 209.11m2 |
| 設計期間 | 2002年9月〜2003年6月 |
| 工事期間 | 2003年7月〜2004年3月 |
この住宅が建つ敷地は福井駅東再開発により整備されたもの。地区が根こそぎ生れ変る為、設計の指標がない中で唯一の拠り所は、石畳や花水木(県木)に彩られたパースだけでした。そのような状況下、都市の中での60歳代夫婦の住居として選択したのは、青写真であるパースに描かれた歩車一体道路の空間を、都市を横断する連続した「庭」として捉え、「庭」に対し開放的な家をつくることでした。壁と開口部で各層を構成した外周部は地域に大きく開かれ、建具を用いた田の字プランの住居は内に対しても開放的に作られています。このとき気を配ったのは、縁側や吹抜け、バルコニーといった緩衝帯を介して外部と接するようにしたこと。その結果、家族の生活の気配がゆるやかに街に伝わり、再開発によって失われがちな街の生気にイロドリを与えています。また対に、街の活気が家族に活動的な力を与えています。









